LSフィンチューブ
LSフィンチューブとは?
LSフィンチューブは、パイプの外周にL状のフィンを弊社独自の特殊マシンにより、自動的に完全密着の巻付加工を施しておりますので、転造フィンなど一体構造と同程度の伝熱効率を得る事が出来ます。当社で開発致しましたLSフィンは特殊な圧着方法を用いてスパイラルに巻き付けたもので、従来のエロフィンチューブよりも接触面積が多く、密着性にもすぐれ高い熱伝導率を得ることが出来ます。
エロフィンチューブでは問題が多いアルミフィンを完全に密着させるフィン巻き加工はLSフィンにて解決されました。
パイプ
- 炭素鋼鋼管【SGP・STPG・STPT・STB】
- 配管用ステンレス鋼管【SUS304・SUS316・SUS316L】
- 銅管・チタン・他特殊金属
フィン
- AL ※使用フィンはアルミのみ
- ■LSフィンチューブ (LSフィンヒーター/LSフィンクーラー用)
- 形状はエロフィンチューブと似ていますが、条件により エロフィンチューブ式より、高い能力を発揮します。○ヒーター吹き出し間口1500×1500位まで
※間口が上記より広くなる場合は、プレートフィンの方が適します。
使用方法はエロフィン式と同じようにLSフィンチューブを上記図のように千鳥配置し蒸気式空気加熱ヒーター又は、空気冷却器となります。
☆循環式乾燥炉(乾燥機)に採用した場合、エロフィン式に比べ最大で約1/2の伝熱面積に収まります。
☆つまり、エロフィンヒーター 2台必要な場合、1台で能力を満たします!
結果、 ヒーター価格、重量、ファンの静圧低減などトータルコストを押さえることが出来ます。
既設エロフィンヒーターからの更新時、問題なく設置交換が出来ますので、その際はぜひご検討ください。☆熱風循環型の乾燥機には絶大な能力を発揮しています。
- LSフィンチューブ
- LSフィンチューブ 銅管15.88φ0.8t*A1050
様々な金属の伝熱管にアルミ薄板をスパイラルに圧着し加工されていきます。
専用機は弊社オリジナルの機械です。
従来、空調用に輸入品で同じ様なタイプがあったものですが、熱交換器用に密着率、精度、耐久性を強化したものです。
サンプルをみて頂ければ違いは歴然です。乾燥機用に使用されるエロフィンヒーターに代わる次世代のエロフィンチューブとしてLSフィンチューブは好評を頂いております。